通信子会社システム開発のPCのデータ移行

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情報システム部門による移行パターン、タイプ4を紹介します。パソコンを実際に使用できる環境までセッティングをする作業をキッティング作業といいますが、このタイプは、キッティング計画がある場合の移行事例です。

■会社概要■

  • 従業員数が970名の通信会社のシステム開発を請け負っている会社
  • 具体的な事例を紹介します。従業員数が970名の通信会社のシステム開発を請け負っている会社の事例です。

    ■課題■

  • 180台のXPパソコンをWindows7に移行
  • 20台ずつ、土日に仮のLAN環境を構築してキッティング作業で移行
  • 移行に時間がかかり過ぎる
  • この通信子会社は、180台のXPパソコンを土日に仮のLAN環境を構築して、10台ずつ、パソコンを業務で使えるようにするキッティング作業を業者にやらせていました。しかし、手作業でこのキッティング作業を行っていたために、週末に20台程度しか移行ができず、このままでは、9週間かかってしまい、移行に時間がかかり過ぎるというのが課題でした。

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    手作業で行う場合の移行と引越しツールをつかった移行でどのように手順が違うかをご説明します。まず、手作業での移行手順を説明します。この会社の場合は、最初にIPアドレスと共有フォルダの設定を行います。次に、移行データがどこにあるかを確認し、データが暗号化されている場合は、暗号化の解除作業を行います。そして、メールデータのエクスポート作業を行います。アプリケーションをインストールし、データの移行作業を行います。移行したデータのアクセス権が正しく設定されているかを確認し、移行したファイルの数や容量が一致しているかの確認作業を行うというのが、主な、手作業での移行手順となります。

    それに対して、ファイナルパソコン引越しを使った移行は、IPアドレス、共有フォルダを設定して、引越しの移行ルールを移行ポリシーとして、設定します。そして、新しいパソコンで引越しツールを実行し、古いパソコンで引越しツールを実行すると、後はファイナルパソコン引越しが、自動でデータの移行作業を実行します。この180台の移行ケースでは、手作業での作業日数は、18日かかるのに対して、ファイナルパソコン引越しを使うと、わずか、3日間で作業を完了させることができ、これにより、15日間の工数を削減に成功しました。